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カウモ太田社長にDOI∞(土井無限大)がインタビュー! Part5~カウモの新規事業立案について~

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無限大ー会社の話になっちゃうんですけど、カウモって年にどれくらい新規事業を作っているんですか?

 

太田さんー企画自体は10個くらいですね。けど、もっとガンガンやっていきたいですね。

実際作ってきたプロダクトだと、今年から本腰入れてやり始めたんですけど3個くらいはもうプロダクトを作る段階まで来ていますね。

難しいのは、会社自体にとって何が会社の成長に繋がるのかの方針がないと事業の選びようがないので、一回作った事業を一回眠らせてるアイデアもいっぱいありますね。

ITの会社で10年後同じ事業やっている会社ってほぼないんですね。なので、会社の軸足ってどんどん移していくのが普通で今ある収益源より大きいことやりたいので、決めるの難しくなるんですよね。

 

無限大ーじゃあ、今やっているメディアの事業から軸足がずれていく可能性がたくさんあるってことですか?

 

太田さんー10年とか5年スパンで見たら絶対ありますよ。

 

無限大ー今って、メディアビジネスって、これから難しくなっていくのかなって思うんですけど、太田さんがこのメディアいけるなって思った要因と、これからのメディアビジネスの難しさってありますか?

 

太田さんーキュレーションの本質ってなんなんだろうって考えた時にライティング経験であったりとか、専門知識が特にない人っていうのは、ユーザーさんの満足のいく記事になったっていうのが革命的だったんです。情報価値が高かったと。

なんで、みんな覚えてないと思うんですけど、5年前に渋谷カフェで検索したらまとめられたら助かったと思うんですよ。

普通に使われてるのと同時に、本当に信頼できるんだっけ?の2つあって、それは世の中が求めてるからって供給しようとしていくと逆にそれに対して不満が出てくるんですよ。そうなっていくと、ユーザーさんのニーズってインターネットのなかで変わっていっているんですよ。

っていうので言うと、ユーザーさんのニーズって3年前に終わってて、これからはどうやってユーザーさんがつくサービスができるかなんですね。

 

無限大ーユーザーさんの動向ってカウモさんの中ではどうやって調べてるんですか?

 

太田さんー例えば、世の中ってどっかで小さな変化があってそれっていうのが横に広がるだけだと思うんですよ。なので、どこかでそこが熱狂的に使われていたりするんですけど、それがどれくらいの横の広がりがあるかがっていうのが事業チャンスになるんですよ。凄いニッチな市場なのに凄い熱狂的に使われてる!とか、そういう変化っていうのを見つけていかに広げられるかが大事なんだと思います。

 

無限大ーじゃあ、これが市場に受けるだろ!ってサービスをだすよりやってみてそれがなぜ受けるのか?なぜ受けないのか?っていうのを分析するのが一番いいってことですか?

 

太田さんーもちろんそのサービス自体のPDCA自体は大事なんですけど、世の中をリサーチしていってある程度ユーザーさんに使われてるのか。ってなるほうがいいかなって思うんですよね。

 

新規事業を考えるときに何を一番獲得したくて事業を考えるんですか?お金なのか、多くのユーザーの獲得なのか。また、別の要因なのか

 

何がトリガーになるのかっていうのは分からないんですが、それ全部なんですよね。

全部ないと出来ないので。なので、その全てが当てはまる事業を見つけるのは大変なのでどんなものであっても計画をしなくちゃいけなくて、なぜなら最初から分かんないから。分かんないなりに作って、実際こうなったねって走りながら考えるって感じですね。

凄い丁寧すぎるとその人って何も出来ないので。不確実な部分に対して事業を展開するので。結局動き出さないと始まらないので。